【海外生活】イギリス駐在|駐在妻が英語を学ぶメリットとは

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はじめに

当記事は、イギリス駐在期間中に「英語」を勉強するか迷っている方向けに書いています。
体験者として、少しでもそういった方のお役に立てましたら幸いです。

イギリス在住中ずっとつきまとうのが「英語」の問題ではないでしょうか。

オンライン英会話が流行していることからも分かるように、駐在だけでなく多くの日本人が「英語を話したい」と思っているはずです。

ではなぜ始めないのか、それは皆さんこんな風に考えているからではないでしょうか。

駐在妻Aさん
駐在妻Aさん

英語の勉強ってなんだか大変そうで…。家のことで忙しいし、いつか時間ができたら始めようかな。

駐在妻Bさん
駐在妻Bさん

英会話できるようになりたいけれど、たった数年でペラペラ話せるようになれると思わないんだよね。

このように「忙しいから」、「どうせ上達しないから」ということで諦めていませんか?
しかし、英語圏で英語を勉強することはとっても「お得」な事なんです

ここでは、駐在妻が「英語を学ぶメリット」と、イギリス在住という利点を生かし効率よく上達する方法をわかりやすく解説していきます。

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英語を学ぶメリット

生活が格段に楽になる

ロンドンでは英語が話せなくても生活はできますが、どこに行っても最低限のコミュニケーションは避けられません。広告・ニュース・公共交通機関のアナウンスも当然英語です。

また、店で不当な扱いを受ければ文句も言いたくなりますし、電話やメールでの問い合わせが必要な場面も多々あります。

ごまかし・回避・我慢でその都度乗り切ることはできますが、もし正面から堂々と相手と向き合えたら、これほど楽なことはありません

海外生活で「自分の意思を言葉にすること」は自身の利益を守るためにも重要であり、英語はそのためのツールです。

夫に頼る必要が無くなる

筆者が個人的に、仕事で普段から忙しい夫に英語での電話予約や問い合わせメールの作成を頼むことを申し訳なく感じていたからです。

それと、自分で思いついた時にすぐやった方が早いということもあります。

海外に行きやすくなる

英語はもはやイギリス人やアメリカ人だけの言語ではありません。

英語人口約15億人(世界人口の約21%)のうちネイティブ・スピーカーはわずか3.8億人、英語を話す人の4分の3は非ネイティブ・スピーカーです。

これが意味するのは「英語は世界共通語」ということです。
この4年間で27ヶ国以上旅しましたが、ホテルや空港で英語が通じなかった記憶はありません

海外旅行が好き、イギリス在住中に可能な限り旅行がしたいとお考えの方は、ご自身のこれからの旅行体験をより快適なものにするためにも英語の習得はお勧めです。

駐在が終わっても英語は残る

これは英語を学ぶ最大の目的ではないでしょうか。

帰国後のキャリア形成は駐在妻にとっては最重要課題の1つかと思いますが、中年女性の再就職事情はお世辞にも「明るい」とは言えません。

そんな時に履歴書に「英語」と付け加えることができれば、あなたの可能性が何倍にも広がるかもしれません

人生100年時代、定年を超えてからも働き続けることが普通の世の中です。
技術1つを身に付けることで人生が変わる可能性だってあります。

時間があって、可能性があって、環境にも恵まれているのであれば、このチャンスを利用しない手はありません。

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英語圏に住めば自然と英会話できるようになる?

残念ながらこの質問への答えは「No.」です。

「ハロー」や「エクスキューズ・ミー」は言えても、生活しているだけで英会話が上達することはありません。(中にはイギリス人コミュニティに突撃して英語力を伸ばす猛者もいますが…)

しかし、自然に上達することはなくても、学習する環境としては日本より有利です
何もしなくても英語が耳から入ってきますし、外に出れば実践の機会がゴロゴロ転がっていますから。

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英語学習において大切なこと

「英会話できるようになりたい。」という目標は素晴らしいのですが、ゴールが漠然としていて達成感を味わいづらい点が問題です。

英語学習はモチベーション維持がカギですので、気持ちをアゲていくためにも明確な目標設定は必須です。

ネイティブのようになる必要は全くなし!

日本人は英語の基礎知識をしっかり持っているのにスピーキングは大の苦手、その理由は「ネイティブ・スピーカーのような完璧な英語じゃないと恥ずかしい」と思っているからです。

英語は単なる「コミュニケーションのツール」ですので、意味が通じることが一番大切です。
そもそも「ネイティブ・スピーカーの英語」を習得するには10年あったって足りません。

間違いを恐れず、シンプルな言葉で相手に考えを伝えることに集中しましょう

分かりやすい目標設定を

分かりやすい目標を設定することは、勉強する上でとても大切です。
そこで、筆者がお勧めするのが「英検」です。

特に準1級は4技能まんべんなく学ぶことができる上、イギリスで受験することができます。

リーディングリスニングライティングスピーキング有効期限
英検準1級特になし
TOEIC R&L××2年間

英検は一度合格すれば有効期限はありませんのである意味「一生の資格」です。

お勧めのレベル「英検準1級」、その難易度・価値ともに日本に帰国した時の英語力の証明としては申し分ありません

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無理せず毎日続けるために

「英語を勉強するぞ!」といって、いきなり集中して何時間も机に向かうのは全力のダッシュと同じで長続きしません。
英語学習はマラソンのイメージで、「無理のない範囲で長期間続ける」ことが上達のコツです。

そこでお勧めしたいのが、筆者自身も既に3年以上お世話になっている、お手軽な「レアジョブ英会話」です
1日1コマ(25分)のレッスンが毎日受けられて、費用は1レッスン当たり129円~と驚きの料金設定です。

「レアジョブ英会話」について詳細を知りたい方は、コチラ↓の記事をご参照ください。

駐在妻の本来の仕事は「家事や子育て」であり英語はあくまでオマケですので、そのスキマ時間を有効活用できるような勉強法を見つけることが大切です。

まずは1日30分~1時間、様子を見て出来そうだったら1時間半~2時間とちょっとずつ負荷を上げていきましょう。

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環境を生かす

英語学習における駐在妻の最大の利点は「放っておいても英語が耳に入ってくる」という環境です。

食事中や家事の合間にBBCニュースや英国のバラエティー番組を見るようにするだけで、驚くほどリスニングのスキルが上がります(経験談)。

これはあなた自身だけでなく家族全員に効果があることですので、もし日本のニュースやドラマを見ようとしているのであれば、少しでも英語のものに切り替えると良いかもしれません。

おわりに

駐在妻が英語を学ぶことについてその「メリット」と「勉強法」を解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

「やるからには完璧に。」とか「中途半端はイヤ。」といった日本人の気質が新しい事を始める際に障害になることがありますが、もし英語に少しでも興味がありましたら、「とりあえずやってみようかな…。」と気軽に始めてみてください。

もしかしたら、英語で人生が変わるかもしれませんよ

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