「最近よく聞くRareJob(レアジョブ)英会話って本当に英会話ができるようになるの?」
という疑問をお持ちの方は沢山いらっしゃるかと思います。
結論から言うと「レアジョブを続けていれば、英会話ができるようになります。」
今でこそネイティブとコミュニケーションをとれるようになった筆者ですが、レアジョブを始める3年前は英会話が全く出来ず、言いたいことを飲み込んでは悔しい思いをしてきました。
そんな状態から、「英語を聞けば反射的に英語で返せる」まで上達できたのは、 レアジョブで 2,100回(1,050時間)以上レッスンを受講してきた(本文記載時点)からだとはっきりと言うことができます。
今回の記事は以下のような方に向けて書いています。

- 英会話をこれから始めたいと思っている
- レアジョブに興味がある
- 既にレアジョブのレッスンを始めているがイマイチ使い方がわからない
- なかなか自分の成長を感じることができずレアジョブを続けていくか迷っている
自身の受講体験と、講師達から聞いた話等も交えてレアジョブ英会話について分かりやすく解説していきます。
レアジョブ英会話の効果

イギリスに住めば、自然と英語が話せるようになると思いますか?
答えは「 なりません \(^q^)/ 」です。
現地校に通う子供達は別として、英語力ゼロの大人がイギリスでただ生活しているだけで英語が話せるようになることはありません。
積極的にイギリス人コミュニティー乗り込んでネイティブの友人を増やす猛者もいますが、それが出来ない筆者はイギリスにいるこの3年間、ずっとレアジョブで英会話の練習をしています。
そして大切なことがもう1つ。
スピーキング(発話)のスキルはリーディング・リスニングとは別物であって、英会話の能力を伸ばしたければ、そのための訓練をする必要があるということです。その訓練にピッタリなのが、安くてお手軽な「レアジョブ」です。
いまだに楽しく毎日レッスンを受けている筆者ですが、もちろん最初から楽しかったわけではなくて、悩んだ時期、嫌になった瞬間、恥をかいたこと等色々ありました。
ですが、ある程度の英会話能力を身に付けるためには「続けること」が何よりも大切です。じわじわと蓄積されたものが、ある時期を境に自然と自分の口から出てくるようになるのには時間がかかります。
もどかしく感じることもあるかもしれませんが、レッスンを受けた回数分だけ実力はついていますので、それを信じて気楽に・気長に取り組んでいくのが続けるコツの1つです。
英会話はどうやって上達するのか
英会話の上達はスポーツに例えられますが、イメージとしてはこんな感じです。

これを積み重ねることで徐々に会話の幅が広がり、頭に浮かんだ言葉を口に出すまでの時間がどんどん縮まっていきます。
この上達するための作業に必須となるのが
英会話をする相手
訂正をしてくれる人
自分に合った教材
の3つです。そしてこれら全てを満たしてくれるのが「レアジョブ」というわけです。

オンライン英会話初心者が準備するもの
レアジョブの授業は全てがオンラインで完結しますので、必要なものは
パソコン・スマートフォン・タブレットのいずれか
インターネットができる環境
この2つだけです。ただ、パソコンの場合マイク・スピーカー・カメラは別売りというケースもありますので、その場合は別途準備が必要です。
ただ、画面上で教材を見ながら講師と対面で話しますので、スクリーンが小さいと文字が読めなくなってしまうという点にはご注意ください。
ちなみに筆者はパソコンの画面で教材を表示しつつ、iPad上でSkypeを利用して講師と会話しています。
レアジョブ各プランの料金設定
レアジョブには大まかに下記のようなコースとプランがあります(2020年11月時点)。

日常英会話コースを例にすると、1回あたりのレッスン料金が129円~と驚きの料金設定です。
休むことを推奨するわけではありませんが、この料金だからこそ「今日はちょっと忙しくてできなかったけど、明日やればいっか。」と思うことができるわけで、結果として変なプレッシャーやストレスを感じずに長く続けられるのではないでしょうか。
始めは仕事や他の学業に差し支えないように、1日1レッスンから始めることをお勧めします。少し様子が分かってきて、時間が確保できそうであれば自分に合った形でレッスン回数を増やしていきます。
レアジョブの講師はこんな人達

レアジョブには6,000人以上の講師(本文記載時点)がおり、そのほとんどはフィリピン人です。
フィリピンでは英語とタガログ語が公用語とされ、殆どの子供達が小学校から英語で授業を受けるため、きちんと教育を受けた人であれば大抵流暢な英語を話します(アクセントは人それぞれですが)。
レアジョブ曰く、講師としての採用率はわずか 1 % 。つまり、彼らは「狭き門」を潜り抜けた選りすぐりの講師というわけです。
ですが、日本人のエリートにも色々な人がいるように、彼らも当然個性豊かな個人であって、そのキャラクターがそのまま授業に反映されます。その中から自分に合った講師を探していく過程もまたレアジョブの面白さであり、インターナショナルな感性を磨く良い機会だと個人的には思っています。
レッスンの予約方法と講師の選び方
ではその「自分に合った講師」をどう探すかということですが、まずレッスン予約の際の手順をご説明します。

このような流れで条件を設定すると該当講師が画面に反映されるので、その中からより希望に合った講師を選ぶのですが、もうここから先はある意味ギャンブルです。
厳しい審査を潜り抜けたといっても人間ですので、合う合わないは必ずあります。どんどん新しい講師を受講して、ご自身のお気に入り講師を少しでも増やしていくことも楽しみの一つと思って取り組むと良いかもしれません。
予約できるレッスンは1日の上限回数分だけ、そのレッスン以降次の分が予約可能になるという仕組みです。人気の講師はすぐにスロットが埋まってしまい、予約が取りづらい場合がありますので、授業が終わったらその場で次回のレッスンを予約して確保するという方法もあります。
講師選びの基準、いくつかの具体的な選び方とそのメリット・デメリットについてはコチラの記事で詳しく説明していますので、よろしければご参照ください。
レアジョブ教材の選び方
レアジョブには4,000を超える教材(本文記載時点)が用意されています。

ご覧の通り幅広いレベルに対応していますので、ビギナーの方でも安心して始めることができます。
レッスン中に講師達に「ビギナーの生徒」とのレッスンの様子を聞いてみたのですが、初心者向けの教材を上手く活用することと、どうしても英語での説明が難しいときにはGoogle翻訳を活用して会話をすることもあるそうです。
講師側も初心者にストレスなく授業を受けてもらえるよう各自工夫して授業に取り組んでいますので、まずは一度体験レッスンを通してレアジョブの授業の様子をのぞいてみてはいかがでしょうか。

キャンセルについて
レアジョブの売りの一つはその柔軟性のある予約システムです。
急な用事でレッスンが受けられなくなることは多々ありますが、その場合開始30分前であればキャンセルすることができます。キャンセルした分に関してはその後の時間に再度予約を入れることができますので、無駄になることはありません。
逆に、急に予定していた用事がなくなってスケジュールに空きができてしまったような場合は、レッスン開始5分前まで予約を入れることができますので、空き時間を有効利用することができます。
プランの途中変更

プラン変更に関しても非常にフレキシブルです。
例えば「毎日25分」から「毎日50分」への変更の場合、新しい料金プランの利用は、支払完了後すぐに開始されます。一方変更前の料金プランに関しては定期支払を停止後、未利用分がある場合には、 規定の日割り計算をして返金されます。
筆者も英語の面接試験の直前2週間だけ「毎日100分」にして、終わったら「毎日50分」に戻すといったことを何度もやっていました。
レアジョブ英会話のデメリット
レアジョブの良い点ばかりを説明してきましたが、ちょっと残念な所もあります。
これはレアジョブが悪いわけでも何でもないのですが、発展途上国のフィリピンは全ての家庭に快適なネット環境が備わっているわけではありません。特に台風の多いシーズンになると停電が頻繁に起こるので、授業の途中で声が聞こえなくなったり映像が止まることがあります。
ですがご安心ください。授業が正常に終了できなかった場合は、その旨を申告することでレッスンチケットという回数券を受け取ることができますので、その分のレッスンは改めて受けなおすことができます。
レアジョブは講師が自宅から授業を行うことが多いため、「生活音」が入って来てしまうことがあります。代表的なものが、子供の声、犬の鳴き声、道路からの騒音、風雨の音です。講師も申し訳なさそうに “Sorry.” と言うのですが、ここだけは改善が難しいところです。
フィリピン人講師のアクセント
中にはフィリピン人のアクセントを気にしている方もいらっしゃるかもしれませんが、個人的にはあまり気になることはありません。
ロンドンに住むイギリス人ですら出身地やバックグラウンドによって全く違うアクセントの英語を話しますし、アメリカ英語とイギリス英語だって全く違います。
フィリピン人はアメリカ寄りの比較的ニュートラルで分かりやすい英語を話しますので、世界中で使用できる「共通語としての英語」を学ぶという意味では、むしろプラスではないでしょうか。一番大切なことは意思疎通ですので、まずはきれいな英語を話すフィリピン人講師から少しでもその技術を盗むことに集中しましょう。
最大限にレアジョブを活用する方法

英語学習の一番の障害は「恥ずかしさ」と「プライド」です。
まずはこの持っていても良いことのない2つを、授業開始と同時にきれいさっぱり捨て去ります。そして、どんどん話して間違えて、訂正を入れてもらいましょう。
「訂正する」という行為はあなたの英語にケチをつけているのではなくて、「こうすればもっと良くなりますよ」とアドバイスをくれています。
最大限、レアジョブ講師を活用する方法は、訂正をしてもらったり新しい言い回しを教えてもらうたびに “Thank you.” と感謝を伝えることです。そうすれば講師も快くあなたの英語を伸ばすお手伝いをしてくれますよ。
オンライン英会話上達のスピード
1日のレッスン数 × それ以外の英語の勉強量 = 上達のスピード
誰でも、可能な限り早く英語を話せるようになりたいと思っているはずですが、同じ時間レッスンを受けていても上達のスピードは人それぞれです。
ですが、早く上達する人ほどレアジョブのレッスン時間以外にも英語学習に時間を割いています。

インプットとアウトプットとひたすら繰り返すことが言語学習の進め方ですので、この作業量を増やすことによってテンポよく英会話の能力を上達させることができます。
上達してくると日々のレッスンの中で「雑談」ができるようになってきますので、またそこから一気に英会話が面白くなっていきます。

おわりに

レアジョブはオンライン英会話会社の中では最大手、会員数は80万人、大手企業とも提携してビジネスパーソン向けの成果保証型研修を提供するなど、その実績とノウハウの蓄積は他社を圧倒しています。
筆者はずっとレアジョブで英会話を練習していますが、その「リーズナブル、シンプル、フレキシブル」な契約形態は非常に気に入っていますし、何よりもその会員数の多さがその利便性を物語っているのではないでしょうか。
今回の記事も、「3年間レアジョブを続けたらネイティブともコミュニケーションがとれる程度の英会話力を身に付けることができた。」という体験を、オンライン英会話に興味がある方にシェアしたいという非常にシンプルな動機で書きました。
当記事が、皆さんのレアジョブ体験をより良いものにするためのお手伝いができましたら光栄です。
まだちょっと不安な方も「百聞は一見に如かず」ですので、まずは無料体験レッスンでオンライン英会話が一体どんなものなのか、ご自身の目と耳でお確かめください。

