
- 英検準1級に合格したいんだけど、勉強法がわからない。
- そもそも、英検準1級とはどんな試験なの?
- なんだか難しそう。
なんて思っている人いませんか?
国内で行われる英語試験の中では比較的難易度の高い英検準1級ですが、決して手の届かない資格ではありません。
英語の素人でも、試験の性質や問題の傾向をしっかり理解して、計画的に勉強すれば、短期間で合格することは十分可能です。
この記事では、英検準1級という試験について理解し、不安を解消して、自信を持って英検準1級を受けてもらうために必要な情報を、解説していきます。
英検準1級のレベル

日本英語検定協会のウェブサイトには、英検準1級の目安として
“大学中級程度”、“実際に使える英語力の証明”
と掲載されています。しかしこの表現だとかなり曖昧ですので、下記の表をご覧ください。

ご覧のように準1級の英語力にはかなり幅があり、そこまで高い英語力がなくても受かる可能性は十分にあるということがお分かりいただけるのではないでしょうか。
きちんとした計画と正しい準備があれば英検準1級の試験も恐れるに足りません、決して自分の中で英検準1級のハードルを上げ過ぎないようご注意ください。
英検準1級の難易度

英検の難易度の説明のためTOEICが引き合いに出さることが多いですが、TOEICはビジネスで使うリーディングとライティング、英検はより多様な場面に対応できる汎用性の高い英語力が求められます。
このように性格の異なる試験を比較対象にする場合「目安」にはなりますが、必ずしもそれが正確であるとは限りません。
その試験のレベルを知るための一番良い手段は「一度過去問を解いてみる」ことです。
- 問題のレベルと出題の形式を身をもって知ることができる
- 合格するためには「何が足りないのか」がはっきりする
「過去問はもうちょっとレベルアップしてからやろっかな。」は最も効率の悪い勉強法です。
過去問 ⇒ 対策(基礎力アップ・弱点克服) ⇒ 過去問
この繰り返しが短い期間で合格するための勉強法と筆者は確信しており、実際これで英検1級もIELTSも結果を出してきました。ですので、皆さんにもお勧めします。
当然ですが、正しい方法で勉強すればあなたのレベルは着実にアップしていきます。レベルアップし続ければやがて英検準1級と同じ水準に到達します。
英検準1級の価値・評価

英検準1級に合格すれば、日本国内では高い評価を受けます。「時間をかけて真剣に英語に取り組んだ人」あるいは単純に「英語ができる人」と思われることでしょう。
大学入試のセンター試験免除、単位認定制度などが高評価を受けている証拠です。英語に関わる仕事を目指す人にとっても、履歴書の「英検準1級合格」の1行は強い後押しになるはずです。
筆者はそういった恩恵は全く受けていませんが、自分の英語に自信がついて、1級にチャレンジするきっかけになったことは大きな収穫でした。
英検準1級の試験内容・感想・対策

英検準1級を受けることに「不安」を感じるのは、それが「未知のもの」だからではないでしょうか。
英検準1級の試験が実際にどういうものなのか、知ってしまえばもう怖くありません。敵を知れば対策ができるからです。
ここでは各技能ごとの設問の形式と、実際に受けてみた感想を紹介していきます。
英検準1級 リーディング 試験内容
- 大問1)25問 – 短文の語句空所補充(いわゆる単語・熟語問題)
- 大問2)6問 – 長文空所補充(長文2本、各文につき設問3つ)
- 大問3)10問 – 長文の内容一致選択(長文3本、設問3:3:4の割合)
リーディングの感想と対策
英検準1級の単語は約7,500語と言われていますが、海外のニュース、読み物、日常生活でよくお目にかかるようなベーシックなものが中心ですので、覚えておいて損はありません。
長文は難しい文章ではありませんが量が多いので、とにかくスピードが大切です。ただ設問の形式は決まっていますので、過去問を何回か解いてコツをつかめば、迷いなく選択肢を選べるようになっていきます。
時間配分もポイントです。ライティング込みで90分なので、1問に割く時間を決めてその時間内に終わらせる練習が必要です。(余った時間は全てリーディングの問題を先に読む時間にあてます)

コメント
もと丸さん、はじめまして。。
ブログの更新を楽しみにしています。
頑張ってくださいねー!