【ロンドン観光】これが本場イギリスのアフタヌーンティー(The Ritz London)

London / ロンドン観光

ロンドンに来たからには必ずやってみたいことの一つは、やはり「本場のアフタヌーンティー」ではないでしょうか。

豪華なホテルのティールームで、または可愛らしいカフェで、3段トレーに乗ったサンドイッチとスイーツを紅茶とゆっくり味わうなんて、想像しただけでもテンションが上がります。

日本でも最近、ホテルのラウンジなどでアフターヌーンティーを提供していますが、やはり本場イギリスはサービス・雰囲気どちらも別格です

今回は、イギリスのアフタヌーンティーに興味をお持ちの皆様に、ロンドンで最も憧れのアフタヌーンティーの場所の一つである「ザ・リッツ」をご紹介します

サービスの流れ、提供される食べ物、服装、どんな英語が必要か、支払い方法など、これを見ればおおよその雰囲気はお分かりいただけるはずです。

もし気に入っていただけましたら、ロンドンにお越しの際はぜひともアフタヌーンティーを行程に入れて、素敵な思い出を作っていただければと思います。

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THE RITZ LONDON

ロンドンの「ザ・リッツ」と言えば、知らない人はいない5つ星の超一流ホテルです。
宿泊なら最低でも1泊1部屋 £500(68,000円、£1=136で計算) から、ホテル内に入るだけでも最低限のドレスコードを要求されます。

「格式」をとても重んじるイギリス文化では、こういった価格やドレスコードは「一流」を名乗る場ではごく一般的で、お客もそれをわかった上できちんと従い、その雰囲気を楽しむのがいわゆる上流の人たちの遊び方です。

こういった所に来る人全員がお金持ちかどうか分かりませんが、そういった場に自分を置いてその雰囲気に浸るというのがイギリス人なりの「粋」なのかもしれません。 

ですが、さすがにこの価格では宿泊はちょっと難しい….ということで、このスペシャルな雰囲気を比較的お手軽な価格で楽しむことができるのがアフタヌーンティーというわけです。

ドレスコードに関しては、女性は結構バラバラな感じでした。ジーンズはさすが見ませんでしたが、ちょっとしたよそ行き程度の「スマートカジュアル」で問題ないと思います。男性はジャケットとネクタイ着用、ジーンズは不可とはっきり書いてありますので分かりやすいです。

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予約

アフターヌーンティーは基本どこでも予約制です。
ホテルのティールームのホームページから空き状況を確認して、希望の時間のスロットを押さえたらカード番号を含む個人情報を登録します

場所The Ritz London (最寄りは 地下鉄グリーン・パーク駅)
HPhttps://www.theritzlondon.com/dine-with-us/afternoon-tea/ (予約はこちらからできます)

The Ritzのアフタヌーンティーは11:30, 13:30, 15:30, 17:30, 19:30の1日5回、完全入れ替え制です。
キャンセルポリシーはホテルやカフェによって違いますので、それぞれの規約を読んでご確認ください。

ちなみにザ・リッツの場合、予約時に「当日に現れない場合、キャンセルした場合、予約から48時間以内に修正、または人数を減らすことができなかった場合、各メンバーが予約したアフタヌーンティーの料金が請求されます。6人以上の場合はさらに違うポリシーが適用されます。」というメッセージが表示されます。けっこう厳しめですね。(2020年時点)

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Palm Court

The Ritz Londonは1902年からアフタヌーンティーを提供しているとても伝統あるホテルで、そのティールーム「Palm Court」は格の高さ、ラグジュアリーな内装でとても有名です。

まるで宮殿の一部屋のような黄金と鏡で埋め尽くされた部屋は、入口の正面には黄金の像が飾られ、天井はガラス張りで豪華なシャンデリアが吊るされています。

到着して名前を告げると、どの席に座りたいか聞かれます。指定席ではないようですので、ここは早い者勝ちです。

テーブルセットは全てThe Ritzのオリジナル、3段トレーを置く台もホテルのロゴになっているライオンがあしらわれていました。

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メニュー

こちらがアフターヌーンティーのメニューです。

紅茶は18種類もあり、「リッツ・ロイヤル・イングリッシュ(RITZ ROYAL ENGLISH)」というのがオリジナルブレンドだそうです。下記が食べ物メニューの日本語訳です。

<サンドイッチ>(パンの種類を以下で明記していないものは通常のパンを使用していました)

  • ブリオッシュパンにグレインマスタードマヨネーズを添えたハム
  • トマトパンにチャツネとチェダーチーズ
  • 穀倉パンにクリームチーズ、ディル(ハーブ)、チャイブ(アサツキ)、キュウリ
  • タラゴン(よもぎの一種)クリームマヨネーズと鶏の胸肉
  • サワーブレッドにレモンバターを添えたスコットランドのスモークサーモン
  • ブリオッシュロールに刻んだエシャロットとクレソンの卵マヨネーズ

<スコーン>
焼きたてのレーズンスコーンとプレーンスコーン
コーニッシュクロテッドクリームとストロベリージャム付き

<ケーキ>
季節のアフタヌーンティーペストリーとケーキの品揃え

それでは、これらのメニューを実際にどんな順番で食べ進めていくのでしょうか?
いくつかの注意点と併せてご紹介します。

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