英検準1級 ライティング 試験内容
ライティングの感想と対策
英検準1級のライティングの文字数は150文字と、英作文としてはそこまでヘビーではありません。
問題は英語で文章を書く以前に、日本語の文章をそれなりに書けて、社会性のあるトピック(環境問題・国際問題等)について自分なりの意見を日本語で言えるかどうかです。ちなみに筆者はそこが一番苦手でした。
英文を書いたことがない人にとっては、150文字もハードルが高い感じがするかもしれません。ですが、実は書き方にはいくつかルールがあります。
そのルールに従って書けば、簡単な英語のみの文章でも、まとまった美しいエッセイに「見える」ようになります。書き方の詳細に関しては別の記事で詳しく説明していますので、そちらをご参照ください。
英検準1級 リスニング 試験内容
リスニングの感想と対策
英検準1級のリスニングは会話文・説明文・論文・アナウンス文など、バラエティーに富んでいます。
いずれも短い上に選択肢を読む時間もあるので、落ち着いて目の前の問題に集中できれば実力を十分に発揮できます。
「どうすれば手っ取り早くリスニングが上達しますか。」と聞かれたら、「リスニングに近道はありません。」とお答えするしかありません。ですが、やるべきことは単純です。毎日できるだけ英語を聞いてください。
ことリスニングに関しては、習うより慣れましょう。
英検準1級 二次試験 スピーキング 試験内容
スピーキングの感想と対策
私の面接官は若い外国人女性でした。ゆっくり話してくれるので、英検準1級のリスニングを突破した人であれば聞き取りはまず問題ないと思います。
後半の4つの質問に関しては、
- 自分の意見(結論)
- なぜそう思うのか(例など挙げるとよりベター)
- 結論の繰り返し
と論理的に受け答えをすれば、簡単な英語だけでも十分突破できます。「自分の意見がない。」というのは英語以前の問題ですので、まず日本語で自分の意見をはっきりと言う練習が必要です。
面接は誰でも緊張するものですが、面接官を見て萎縮する必要はありません。
彼らは英検準1級の面接官であり、あなたの先生や上司ではありません。彼らの仕事は「あなたの英語を聞くこと」ですので、「面接官に私の英語を聞かせてあげようじゃないの。」ぐらいの堂々とした気持ちでいきましょう。
この面接の練習に最も適しているのが「オンライン英会話」です。
筆者はオンライン英会話では最も規模も大きく歴史もある「レアジョブ英会話」でスピーキングの練習をしています。英語の試験のたびに講師にお願いして面接官をやってもらい何度も練習しました。
このアウトプットがスピーキング試験突破の一番の後押しになっていることは言うまでもありません。
オンライン英会話にご興味がありましたら、こちらも併せてお読みください。
まとめ
今回は英検準1級のレベル・難易度・問題を解説しました。英検準1級が一体どんな試験なのかご理解いただけましたでしょうか。以下が今回のまとめです。
- 英検準1級に完璧は求められていない
- TOEICとの比較は難しい、着実にレベルアップしていけば必ず合格できる
- 国内での価値・評価は高い、次のステップアップにつながる
- 試験内容と、実際受けたときの感想
- リーディング:単語対策は必要、時間を意識して過去問を解く
- ライティング:簡単な英語を使って理路整然と
- リスニング:近道はなし、とにかく毎日聞いて習うより慣れる
- スピーキング(面接):4コマパートは要練習、堂々と話す
とにかく敵を知ることが第一歩、知ればおのずとやるべきことは見えてきます。
それなりに知名度も難易度も高い試験ですので、色々と不安になることはあると思いますが、難易度や合格率を知ったところでやるべきことは同じです。
当記事を参考にしていただいて、皆さんが一日でも早く英検準1級に合格しますことを心よりお祈りしております。
コメント
もと丸さん、はじめまして。。
ブログの更新を楽しみにしています。
頑張ってくださいねー!