【英検1級】難易度・レベル・単語・問題について解説します

英検1級 難易度 レベル Eiken -1 / 英検1級

あなたはこんな疑問をお持ちですか?

  • 英検1級を受けたいんだけど、やっぱり難しいの?
  • 英検1級に必要な単語数ってどれぐらい?
  • 英検1級の面接ってどんな感じなの?

英検1級と言えば、国内のメジャーな英語の試験の中では最難関と言われています。その難易度の高さゆえか、身近に英検1級を勉強中の人はいないし、ましてや合格した人もいない。正直「未知の世界」ですよね。

この記事では、英検1級とはいったいどんな試験なのか、筆者の体験も交えながら解説をしていきたいと思います。

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英検1級の難易度

英検1級は「簡単」か「難しい」かと聞かれたら正直言って「難しい」です。ですが、帰国子女や英文科の卒業生しか合格できないのかと聞かれたら、答えは「No」です。

試験の内容を知り、正しい勉強法で計画的に取り組めば、英語のエキスパートではなくても時間をかけずに合格することは十分可能です。実際、帰国子女でも英文科卒でもない一般人の筆者が、TOEICで335点を取ってから3年で合格しています

あなたの勉強にかけられる時間や環境によって数ヶ月で合格するかもしれませんし、人によっては数年かかることもあります。しかし、英検1級は英語の素人でも正しい勉強法を実践すれば間違いなく受かる資格です

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英検1級のレベル

英検1級のレベルについては諸説ありますが、TOEIC900点以上のリーディング・リスニングスキル は最低限必要になってくると思います。加えて、単語・ライティング・スピーキングは別途対策が必要です。

大切なことは、「いきなりエベレストに登るのではなく、ハイキングから始めましょう。」ということです。下記は筆者の英語学習の流れです。

TOEIC(335点)で自分のレベルの低さを知りがっかり(英語学習スタート)

IELTS を何回か受けて少しづつ自信をつける(1回目:General 6.0 →2回目:Academic 6.5)

英検準1級合格 あれ?もしかして私いける?

英検1級合格(同時にIELTS Academic 7.0 達成)


という感じで、英検1級を目標にしてきたわけではありませんが、その時の自分より少しだけ上を目指し続けることで、結果的に効率よくレベルアップできました。

根気強く勉強すればあなたの英語力も着実にレベルアップするので、いつかは英検1級と同じレベルに到達する日が必ず来ます。

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英検1級の価値・評価

英検1級は持っているだけで「英語4技能を高いレベルで習得している。」という証明になります。根気強く取り組み、試験という重圧に打ち勝った努力の証です。

履歴書に「英検1級」と書くだけで英語力のアピールになりますし、特に英語力重視の会社でしたら、他の応募者に大差をつけることができるでしょう。

ですが、英検1級合格の本当のメリットは、4技能全てを向上させることができて、それが自分の自信につながる点です

さらに、英検1級の英語力を生かして将来何かができたら、その合格をより価値のあるものにできるのではないでしょうか。

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英検1級の単語

英検1級

英検1級といえば高い語彙力を求められる試験で知られていますが、一般的には約10,000~15,000語が必要とされています。

筆者が初めて英検1級の語彙問題を解いたとき、選択肢が4つとも「初めまして」状態で、英検準1級では使えた「消去法」が全く通用せずガクゼンとしたのをおぼえています…。

しかし、見方によっては「語彙問題はボーナスステージ」ではないでしょうか。長文読解やリスニングと違って、単語さえ覚えれば得点を稼ぐことができますので

筆者の場合、3カ月かけて「でる単」を5周した結果、語彙問題は25問中19問正解でした。

これを、「ただの拷問」と見るか「ボーナスステージ」と見るかはあなた次第です

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英検1級の試験内容・感想・対策

英検1級のリーディングとリスニングの設問形式は準1級と大差ありませんが、もちろん内容はハイレベルになっています。
準1級と大きく違うのが、ライティングとスピーキング(面接)です。

ここでは各技能ごとの設問の形式と、実際に受けてみた感想と対策を紹介していきます。

なお、具体的な勉強法に関しては別の記事で詳細な説明をしていますので、そちらも併せてご参照ください。

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