【パリ観光】おすすめ観光地はここ!観光に役立つ旅情報もお伝えします

France / フランス観光

芸術とファッションの都パリはオシャレな街の代名詞。

美味しいフランス料理と種類豊富なワインでも有名です。ヨーロッパへ行くなら、誰しもがぜひ一度は立ち寄ってみたいあこがれの場所ではないでしょうか。

本記事では、ヨーロッパ旅行を計画中またはパリに興味のある方のこんな疑問、

  • もしパリに行くとしたら何を見ればいいの?
  • どうやってパリを観光すれば効率的なの?

といった疑問にお答えすべく、パリで絶対行くべき観光地7ヶ所と、個人的なお気に入り2ヶ所を番外編として、役立つ旅情報と併せてわかり易くお伝えします。

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ルーヴル美術館 (Musée du Louvre)

言わずと知れた世界3大美術館の一つ(残り2つはアメリカのメトロポリタン美術館・ロシアのエルミタージュ美術館)です。

パリのど真ん中の1区に位置しており、メトロ1号線(黄)と7号線(ピンク)が通る「パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーヴル駅」に隣接しているので、観光の起点にしても良いでしょう。

子供の頃、美術の教科書で見た「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」を間近で見ることは大きな感動であり、一生の思い出になることは間違いなしです。

ちなみに私が一番圧倒されたのが「ナポレオン3世の居室(Appartments NapoleonⅢ)」です。とにかく全てが黄金でゴージャスです。

2階の一番奥にあるので意外と皆さん見落としがちなのですが、せっかく行くならぜひともチェックしてみてください。

役立つ旅情報

人気スポットだけあってとにかく混んでいます。

昼過ぎになるとチケットを買うためのホールに入るだけでも長蛇の列に並ぶ必要がありますので、できれば朝一番で訪問しましょう

3万5000点以上の作品が常設されているので、全て本気で見ようとしたら3日以上は掛かると思います。ですが旅行で来た私たちに許された時間はせいぜい数時間‥‥ですので、事前にある程度ターゲットを絞っておいて見学することをお勧めします

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オルセー美術館(Musée d’Orsay)

「オルセー美術館」は、「ルーヴル美術館」と並びパリを代表する有名な美術館です。

駅舎を改装しているので外観もきれいですし、真ん中が吹き抜けになっていて開放感があります。コンパクトで見やすく混雑具合もそれほどではありませんので、個人的にはルーヴルよりオルセーの方が好きです。

この超有名美術館に日本人の作品が展示されているのはご存知でしょうか?

吉岡徳仁さんの「Water block」というガラスのベンチなのですが、普通の休憩用ベンチとして座ることができます。

10年程前に自宅近くの「東京都近代美術館」で見かけた作品にこんなところで再会できて、しかも座って良いなんて、勝手に一人で感動していました。5階に展示してあります。

役立つ旅情報

「オルセー美術館」は「ルーヴル美術館」から徒歩約15分、オーランジェリー美術館からは徒歩約10分の距離ですので、体力に自信がある方は3つセットで訪問しても良いかもしれません。

美術館内にカフェとレストランがありますので、疲れたら休憩することもできます。

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シャンゼリゼ大通り(Avenue des Champs-Élysées)

ルイ16世やマリ―・アントワネットが処刑された「コンコルド広場」から「凱旋門」を結ぶ「シャンゼリゼ大通り」は、世界で最も名の知られた大通りです

30分は掛かりますが、パリを満喫するためにもここは歩いてみてはいかがでしょうか?

革命の中心になった「コンコルド広場」をスタートして、左手に万国博覧会の会場となった「グラン・パレ」と「プティ・パレ」を眺めながら公園を抜けます。するとそこからは、ルイ・ヴィトン本店を始めシャネル、カルティエ、ティファニーなどのハイブランドのブティックがずらりと立ち並ぶ大通りです。

歩いているだけで「あぁ~パリにいるな~‥‥」という気分になること間違いなしです。

役立つ旅情報

歩き疲れたら無理をせずに休憩しましょう。

通り沿いには沢山のカフェやレストランがありますので、お店探しには困りません。ちなみに筆者は、ここに来るたびにベーカリー「Paul」のテラス席でカフェオレとクロワッサンをいただきます

ただパンが美味しいだけではなくて、その雰囲気がとても素敵です。「パリのシャンゼリゼ通りで優雅にお茶する私」という贅沢な気分に浸ることができますので、皆様も是非お試しあれ。

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凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)

高さ50m・幅45mのこの巨大な門はナポレオンの命で建設が始まりましたが、残念ながら彼は生きてこの門を見ることはできなかったそうです。

広いロータリーの真ん中にありますが、地上道路は横断できないので地下通路を使います。チケット売り場が地下通路から階段を少し上がったところにあり、よく行列ができていますが、見るだけで入場しない人は間違って並ばないようお気を付けください。

ですが、時間があれば凱旋門には登ることをお勧めします。12本の大通りが凱旋門を中心に放射線状にパリ市内に広がっている光景は圧巻です。

役立つ旅情報

地下通路をくぐってしまうと近すぎて凱旋門の全てを写真に収めるのは難しくなりますので、シャンゼリゼ通りからしっかりと門全体を撮影してから行きましょう。

また、凱旋門は夜遅くまで入場できるので、屋上からパリの夜景を眺めるのも素敵です。エッフェル塔のシャンパンフラッシュも見ることができたら一石二鳥ですね。

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エッフェル塔(La tour Eiffel)

「エッフェル塔」はパリのシンボルというだけあって遠くからでも本当によく目立ちますが、優雅で周囲の風景にマッチしています

ビル群の中でひたすら存在感を主張する東京タワーと高さも形もほとんど変わらないのに、この雰囲気の違いは何でしょう?

中心地からは若干外れたところにあり、メトロ3号線(黄緑)と6号線(エメラルドグリーン)が通るトカデロ駅から行くのがオススメです

トカデロ駅を出ると「シャイヨー宮」が目の前にあり、そのテラスが「エッフェル塔」の写真を撮るベストスポットです。そのまま美しいトカデロ庭園を抜け、イエナ橋を渡れば「エッフェル塔」は目の前です。

役立つ旅情報

シャイヨー宮からエッフェル塔をはさんで反対側に「シャン・ド・マルス公園」があり、こちら側からもエッフェル塔をきれいに撮影することができますので、時間があれば足を延ばしても良いかもしれません。

また、トカデロ庭園では観光客相手の商売が路上で盛んに行われています。
中にはボールをカップで隠してグルグル回してどのカップの中に入っているか当てるギャンブルのようなものもありますが、彼らは大抵観光客に紛れたサクラとセットになって商売をしています。そのやり取りを見ているだけでも面白いので、ちょっとそばに寄って見学してみてはいかがでしょうか。ただし、参加されるかどうかは自己責任でお願いします

モンパルナス・タワー(Tour Montparnasse)

「モンパルナス・タワー」は59階建ての高層ビルで、入場料を払って屋上に出ることができます。

普通の高層ビルの屋上と違って分厚い窓で囲まれている訳ではないので、ガラスに邪魔されることなく美しい写真を撮ることができます(高所恐怖症の人はちょっと怖いかもしれません)。

モンパルナス駅は地下鉄が4路線(④⑥⑬⑫)通っているので行くのも簡単ですし、何より凱旋門やエッフェル塔と違い空いてます

パリ市内の名所が一望できるので、個人的にはエッフェル塔に登るより「モンパルナス・タワー」に登ることをお勧めします

役立つ旅情報

タワーの中にレストランはありますが高価ですので、ご飯は周囲に沢山あるレストランやカフェで済ませた方が良いかもしれません

「無いものは無い」と言われる超有名百貨店「ボン・マルシェ」も徒歩圏内ですので、お土産探しに併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか

サクレ・クール寺院(Basilique du Sacré-Cœur)

パリの北部モンマルトルの丘の上に建つ真っ白な「サクレ・クール寺院」は、遠くからでもよく見えます。

丘の上と言ってもふもとから徒歩約5分ですので、歩ける人は自力で登っても良いですし、ちょっと自信が無ければケーブルカーに乗って行くこともできます

聖堂の前の階段からはパリの街を一望でき、天気の良い日は地元の人たちが大勢ピクニックをしているので、それに交じって階段に腰を掛けて休憩するのも気持ちが良いかもしれません。

モンマルトル周辺はパリ中心地とは少し雰囲気が違い「下町」っぽさがあふれています。観光客も多いですがセントラルでは見かけないような人種もいますので、人によってはちょっと治安に不安を感じる人もいるかもしれませんが、筆者はこの雰囲気は結構好きです。

小さなお店が沢山あるので、美味しいものやお土産を探したりしているうちに、あっという間に時間が経ってしまいます。

役立つ旅情報

このエリアは2001年公開のおしゃれなフランス映画『アメリ』の舞台になりました
アメリが働いていたカフェ『Cafe des Deux Moulin(カフェ・デ・ドゥー・ムーラン)』は実在していてサクレ・クール聖堂から徒歩約12分で行くことができます。映画のファンの方は是非行ってみてください。
アメリの大好きな表面パリパリのクリームブリュレ、美味しいですよ。

(番外編)アンヴァリッド( Les Invalides)

「アンヴァリッド」はルイ14世が傷病兵を看護する施設として建てましたが、今はナポレオンの墓があることで知られています。

見ていただきたいのは何といってもその皇帝ナポレオン・ボナパルトの棺(ひつぎ)!!とにかく大きい!!

ナポレオンの他にも、その親族やフランスの著名な将軍の廟がナポレオンの棺を取り囲むように置かれています。

棺の真上の黄金に輝くドームも、見事な天井画と光の差し込む窓ガラスで装飾されており、一見の価値ありです。

(番外編-2)サント・シャペル(Sainte chapelle)

現在閉鎖中(本文記載時点)のノートルダム大聖堂と同じシテ島にあるゴシック建築の教会堂です。

ゴシック様式の頂点と言われており、2階部分の壁一面の見事なステンドグラスはそれぞれが物語の場面となっています。

小さな教会ですが、いつも観光客が入口に並んでいます。この美しいステンドグラスを一枚一枚見ていると、時間が経つのを忘れてしまいそうです。

まとめ

パリ観光の王道ともいえる観光地7ヶ所+番外編2ヶ所を、便利な旅情報とともに紹介しましたが、いかがでしたでしょうか? 

パリは東京と違ってギュッと小さくまとまっている都市なので、地下鉄を使えば北の「サクレ・クール聖堂」から南の「モンパルナス・タワー」まで、乗り換え無しでわずか30分程度で行けてしまいます。

添乗員付きのツアーも良いですが、自由な時間がありましたら是非あなたの足でGoogle Maps等を頼りに歩いてみてください。きっと面白い発見が沢山ありますよ

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