FlixBus利用時はここに注意!実際にあったトラブルと対処法を解説

FlixBus 海外旅行メモ
FlixBus

FlixBusは、ヨーロッパを中心に40ヵ国以上で運行している長距離バス会社です。オンラインでの簡単予約、リーズナブルな料金に加え、数多くの都市を結んでいるため、私も欧州内での移動に何度も利用しています。そんなお手軽なFlixBusですが、残念ながら「こんなはずでは…」といったトラブルが発生することがあります。

今回はFlixBus を海外で利用する人に向けて、利用時の注意事項、実際に私が体験したトラブルを紹介します。

見知らぬ地で途方に暮れないため、折角の海外旅行を残念な思い出にしないためにも、この記事を読んで旅の準備していただければと思います。

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QRコードのエラー? FlixBusアプリの不具合に備える

FlixBusは乗車時に係員が乗客のチケットQRコードを読み取るのですが、自分の携帯にダウンロードしていたFlixBusアプリのQRコードが読み込めず、「読めないからダメ」と乗車を断られたことがありました。

予約時に送られてきたメールや支払い明細を提示しても、対応してくれません。その時は幸いプリントアウトしたチケットを所持していたため、そのコードを読み取り無事乗車できましたが、それが無ければ出発できませんでした。

例えアプリの不具合でも、お金を払っていると主張しても、問答無用で置いて行かれますので、たとえ面倒でも、プリントアウトしたチケットを準備しておくことをお勧めします

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バス停周辺の治安が悪いと感じたときの対処法

バス停のロケーションは都市によってそれぞれですが、注意すべきは、明らかに旅行者ではない人、物乞い、物売り等がうろうろしながらこちらの様子を伺っているようなバス停です。

過去に、夜のバス停で1人長距離バスを待っている時、男性が私の横に立ち、移動しても移動してもついてきたので、怖くなってバス停の係員の後ろに張り付いていました。しばらくするとあきらめたのか、男性は立ち去りましたが、それ以降、バス停の雰囲気があまり良く無いと感じたら、できる限り同じような旅行者の側や係員の近くに陣取るようにしています。特に深夜や早朝は人の数が減るので、注意が必要です。

見知らぬ土地では移動することに気を取られがちですが、そんなときこそ周囲に気を配り、可能な限り安全な場所に異動して、自分の身と貴重品を守りましょう。

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バスが来ない? 自分が乗るバスは番号で確認

FlixBusは、始発でもない限りバス停に停車している時間はごく限られています。もしバスを逃せば、せっかくの旅行のスケジュールが大幅に狂ってしまいます。そんなことにならないために、目的のバスは行き先の名称ではなく、バスの番号で確認しましょう。

FlixBusは国を跨いで複数の停留所を経由することがあるため、自分の目的地と違う国が行先として表示されることは珍しくありません。例えば、ミラノからイタリアのベネチアに行くためには、ハンガリーのブダペスト行きのバスに乗ります。

いつまでも自分が乗る予定の便が来ないと思ったら、とっくに出発してしまっていたなんてことにならないように、チケット上のバスの番号と、来たバスの電光掲示板に表示されている番号を照合して、自分が乗るべきバスか確認しましょう。

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FlixBusから突然のキャンセル連絡がきた場合

FlixBusは予約状況によって、一方的に座席を変更する場合があります。 予約のキャンセル と再予約が無予告で行うためわれるため、これら2種類の明細が突然届きます。

これも実際にあったことですが、出発の4日前に突然予約キャンセルによる返金の明細と、新たに予約したという旨の明細が届きました。変更理由はメールのどこにも記載されていませんが、最初の予約をしたときに、自席の隣の席も併せて低価格で予約ができたので、2席確保しておいたのですが、おそらく、乗客が増えたため2席分の予約をキャンセルされ、1席に変更されたものとも思われます。

キャンセルのメールが届いたときには何が起こったのかわからず一瞬混乱しますが、落ち着いてメールに添付されている明細を全部確認しましょう。再予約で座席が確保されていれば、問題ありません。

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予約した席に座られた!とならないために

FlixBusは基本的に全席指定です。しかし、時に何故か早い者勝ちになることがあります。

以前ミラノから乗車した時、予約した席にカップルが座っていたので、「私の席ですよ。」と予約明細の座席番号を見せたところ、「わかっている。でも私達は一番前の席を予約していたのに、別の乗客に取られた。だからここに座っている。」と移動してもらえません。一番前の席を見ると、体の大きな男性が2名座っています。カップルの男性は怖くて何も言えなかったのかもしれません。係員を通じて再度注意してもらいましたが、その時点で2人並んで座れる席は残っておらず、結局私が別の座席に座ることになりました。

滅多にないことだと思いますが、乗車が遅いと、予約した席に座られてしまう可能性があります。せっかく気に入った座席を予約したのに、取られてしまっては気分の良いものではありません。こんなことにならないように、時間に余裕を持ってバス停に到着し、バスが来たら可能な限り早めに乗車することをお勧めします。

まとめ

FlixBus利用時の注意点や、実際にあったトラブルをいくつかご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。多少のトラブルはありますが、お手軽な移動手段としては非常におすすめです。飛行機や電車に比べて乗車賃が安い上、座席も広く大抵トイレが設置されているため長距離移動でも安心です。普通に乗車できれば、こんなにコスパが良い乗り物はありません。私は今後もFlixBusを利用する予定です。

海外旅行にトラブルはつきものですので、予期せぬことが起こる可能性があること、また起こったときにどう対処するか頭に入れておけば、何も怖いものはありません。

皆さんもFlixBusをどんどん活用して、是非色々な場所へ行ってみてくださいね。

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