体験談(2021年)コロナ禍イギリスから帰国 – Part 1|帰国準備と入国までの実際の流れ

イギリス 帰国者 Overseas Life / 海外生活・駐在
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空港と機内の様子

まずはチェックインカウンターで荷物の預け入れ、チケットの発行をするまでは普段と全く変わりありません。ただ、以前はあれだけ混みあっていた Heathrow空港は、驚くほど閑散としていました

手荷物検査を受けた後に免税店でのショッピングを楽しみにしている方もいらっしゃるかと思いますが、残念ながら現在 Heathrow Terminal 5 の殆どのショップは閉店中です。Brixitの影響なのか、コロナの影響なのかわかりませんが、オープンしているのは一部のカフェと WHSmith や Boots のようなお店だけでした。

がら空きの待合スペース
シャッターが閉まった免税店

飛行機に乗り込んだら、マスクを着けること以外はこちらも特にいつもと変わらない印象でした。ただ、もう本当に乗客がおらず、35席ほどあるプレミアムエコノミーの席に座っていたのは筆者1人でした。

もったいないほど空いている座席

お菓子・飲み物はお願いしやすかったです(もらいすぎ)

消灯後はキャビンアテンダントの方のお勧めで、エコノミークラスの中央席4つを使用して横になって寝ることができました。多分こんなフライト、もう一生乗ることはないでしょう…。

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日本入国時の流れ

羽田に到着すると「誓約書」と「健康カード」なるものの記入が求められ、記入したら入国手続き開始です。なお、ここから最初の隔離施設となるホテルに到着するまで自由行動は一切できません(トイレは行くことができます)

同じ飛行機で段ボールを1~2個チェックイン荷物として預け、羽田から自宅へ配送しようとお考えの方がいましたら、最初の3日間(実質4日間)はその荷物と行動を共にすることになります(体験談)。
羽田の荷物発送カウンターに立ち寄りたいとお願いしましたが、「お断りさせていただいております。」とはっきり言われました(^q^)。

結局4日間行動を共にした荷物たち
配送カウンターは目と鼻の先ですが…

隔離施設によるようですが、筆者は3日間の隔離が明けてから一度羽田に戻りましたので、そこでやっと発送手続きを取ることができました。

1. 降りるとすぐにタグをつけられる

帰国者は飛行機から降りるとすぐに緑色の巨大なタグを腕に着けられ、そこからはチェックに次ぐチェックです。

  • 機内で記入した2枚の書類
  • 出発前に済ませておいたアンケート(バーコードのスクリーンショット)
  • 陰性証明(PDFの携帯画面可)

を確認されます。

タグというより短冊、バスに乗るまで付けていました
質問票は事前に入力しておきましょう

2. PCR検査

検査結果は1~1時間半ぐらいかかったような気がします。ここで陰性だと入国審査に進むことができます。(陽性の場合どのような扱いになるのかは不明)
この待ち時間の際に隔離先のホテルが発表されます。ちなみに筆者は両国国技館のすぐ裏にある「アパホテル&リゾート」でした。

案内表示に沿って歩くだけです
検査は唾液を採取します(レモンの写真が貼ってありました)

3. 入国審査と税関

係員に誘導されて入国審査を通過し、荷物のピックアップ後に税関を通過し、晴れて入国です。
しかし、到着ゲートを抜けた先でもまた係員の方が待機していますので、再び誘導されてバスに乗り込みます。

入国審査はあっという間です
久々の日本に感動する暇もありません

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隔離施設となる帰国者専用ホテルにチェックイン

ホテルに到着したら厳しい管理のもとチェックインです。飛行機が羽田に到着したのが約16時、ホテルの部屋に入ったのは19時30分過ぎでした

受付時に体温計を渡され、毎日検温して報告することが求められる他、位置情報アプリのダウンロード、厚労省のLINEでの友達登録、グーグルマップでの移動履歴を残す設定をするよう説明を受けます。そしてやっと各自割り当てられた部屋に入室です。

これで長かった日本入国までの一通りの手続きが終わりました。翌日からはさらに長い待期期間が始まりますので、それに関しては別記事で滞在時の食事や健康管理のコツなどと併せてご紹介していこうと思います。

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