大きすぎる期待
オンライン英会話レアジョブ講師 D
レッスンを始めて数ヶ月で「効果が無い」と落ち込む生徒がいるが、数ヶ月で話せるようになることはないと思った方が良い。
オンライン英会話はとても効果的だが、講師があなたを話せるようにするのではなく、あなたがレッスンを利用して英会話を上達させるものだ。
中には「オンライン英会話を始める」＝「もう話せるようになったも同然」と思っている方もいるようで、期待が大きい分結果が出なかった現実との落差に耐え切れずレッスンをやめてしまうそうです。
上達の速度は人それぞれですが、以前の記事で筆者が具体的にどのような速度で上達したのかについて書きましたのでこちらをご参照ください。
オンライン英会話レアジョブ講師 D
どんなに頭が良い人でもオンライン英会話のレッスン以外に英語に時間を費やさない人はなかなか伸びないし、逆にレッスン以外にも読んだり、聞いたりして常に英語に触れていようと努力する人はすぐに上達する。
1日のうちたった25分の貴重なレッスンの時間ですので、出来る限り英語を話す訓練に費やしたいのですが、実際の英会話の場面では発話能力だけではなく、幅広い語彙とリスニング力も必要です。
楽器の演奏やスポーツと同じで、「基礎練習」にいかに時間を割くかが上達のカギですので、結果を急ぐ人ほどレッスン以外にも英語の勉強をする必要があります。
オンライン英会話を始めることは「ゴール」ではなく「スタート地点」ですので、そこからは自分の頑張り次第です。
目的のすり替わり
オンライン英会話レアジョブ講師 E
オンライン英会話には素晴らしい教材が沢山あるが、どれも「英会話の上達」を目的に作られたもの。この、教材本来の目的を忘れている生徒がいる。
真面目な年配の方に多いのが、「教材を終わらせる」ことがレッスンの目的になってしまっているケース。少しでも間に会話を挟もうとすると、「邪魔をしないで欲しい」と教材を進めることに集中し、会話には全く興味を示さない。
オンライン英会話の良い所は気軽に英会話が出来る点なのだが、そのチャンスをつぶしてしまっている。
オンライン英会話の目的は「英会話すること」であり、教材を終わらせることではありません。
1つの教材に集中的に取り組むのは良いのですが、真面目な方ほど「終わらせなければいけない」という謎のプレッシャーを自分にかけて、その日の分の課題を終わらせることだけに全力を注いでしまう傾向があるようです。
英会話のレッスンなのに「話しかけるな」では本末転倒ですので、ご自身がこういった傾向があると気付いた方は一度レッスンへの姿勢と目的を見直してみると良いかもしれません。
まとめ
オンライン英会話の効果を半減させる4項目について、ベテラン講師達の意見もふまえてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回のまとめです。
- フリーカンバセーションばかり選択している
- 高すぎるプライドが邪魔をして訂正を受け入れられない
- 期待が大きすぎるゆえに現実との落差に落ち込む
- 教材を終わらせることだけに全力を注いでいる
貴重な時間、お金とエネルギーを注いで受けているレッスンですので、やるからには最大の効果を引き出したいと思うのは当然です。
今回ご紹介した「知らずに損をしている生徒」のタイプにもしあなたが1つでも当てはまっているのであれば、改善することでより一層レッスンの効果を得られるかもしれません。
そのためにも是非一度、ご自身のオンライン英会話に臨む姿勢・レッスンの進め方を見直されることをお勧めします。