【英検準1級】勉強法・対策・攻略のコツ|独学で目指す効率重視の最短合格

英検準1級 勉強法 Eiken Pre-1 / 英検準1級

英検準1級といえば、英語試験の中では比較的難易度が高く、合格すれば「高い英語力の証明」として通用する非常に価値のある資格です。

ですが、いざチャレンジするとなると…

  • 何から手を付けたらいいのかわからない。
  • 無駄のない勉強法で、最短で合格したい。
  • お金をかけずに独学でやりたい。

と、色々考えてしまいますよね。

この記事では、帰国子女でも英文科卒でもない、TOEIC335点という非常に残念な英語力しかなかった筆者が、2年で英検準1級に合格した時の体験から得た効率重視の勉強のノウハウを分かりやすくまとめました。

ちなみに筆者は決して頭が良いわけでも、努力家というわけでもありません。ただ「どうすれば最短の時間と最小の努力で合格できるか」だけは常に考えながら勉強していました。

本記事は以下のような方向けです。

  • 英検準1級を受けるか考え中の人
  • これから英検1級の勉強を始める人
  • 今まさに英検準1級を勉強中の人

忙しい学校の授業や仕事の合間をぬってなんとか作った大切な時間は、できるだけ効率的に使いたいですよね。では具体的に何をすれば良いのか見ていきましょう。

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英検準1級の合格点について

英検準1級の合格点と勉強するときの目標ライン

英検準1級の1次試験の合格ラインは、公式には発表されていませんが、得点率70%前後と言われています。ですので、個人的には練習問題で確実に全技能80%以上取れるようになっていれば、十分自信を持って本番に臨むとができると思います。

「えー!70%で受かるのに、なんで80%目指さないといけないの?!」
と思われることでしょう。ですが、本番で100%の力を発揮できるとは限りません。本番では得てして色々なハプニングが起こるものです

過去に受けた資格試験の会場で実際にあったこと
  • 会場が寒すぎて震えて字が書けない
  • 近くに座った人がずっと咳をしていてうるさい
  • 急にものすごくトイレに行きたくなる
  • 隣の人がさっさと鉛筆を置いて「もう終わりましたけど」 アピールしてくる

筆者はメンタルが豆腐なので毎回動揺してしまい、後から悔しい思いをしてきました。

80%とまでは行かないとしても、ある程度のハプニングを想定して若干の余裕をもって受けることをお勧めします

自分の強みと弱みを知ってから勉強を始めよう

「よし!英検準1級の勉強をするぞ!」といって参考書を1ページ目から読み始めるのは、ちょっと効率が悪いかもしれません。

まずは英検準1級がどんな試験なのか、自分のできるところ・できないところはどこなのかを知ると勉強がスムーズになります。

ですので、最初に過去問をやってみましょう

過去問を最初に解くメリット
  • 試験のレベルを把握できる
  • どんな問題形式なのか知ることができる
  • ある程度正解できるところがわかる(あまり勉強しなくても大丈夫なところ)
  • わからないところがはっきりする(重点的に勉強するところ)

筆者はこれでリーディングが特に苦手だということが判明したので、英文を沢山「読む」ことを心掛けるようになりました。逆にライティングは問題無さそうでしたので、勉強時間を削ってその分を他の勉強に充てました。

学校や仕事で勉強時間が限られていたり試験まで日数がない方は、少しでも効率よく勉強して弱点を強化したくありませんか?そういった方にはこの作業は必須です。

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英検準1級の単語について

英検準1級の単語数

英検準1級に必要な単語数は7,500~8,000と言われています。

以前別の記事でも書きましたが、海外で生活していてよくお目にかかるようなベーシックなものが中心なので、覚えておいて全く損はないと思います。

単語の暗記法に関しては、年齢・勉強時間・環境によって変わってきますので何とも言えませんが、自分に合った方法を模索して、ストレスにならないようにやりましょう。

私の単語暗記法

ネット上には単語の暗記術に関する情報が交錯しています。

  • 毎日○○個をやれば○ヶ月だけで3,000個覚えられる!!
  • 朝○○個、夜○○個やればたった〇週間で5,000個暗記!!

基本的にはこのような方法で良いと思いますが、自分に合ったペースとやり方で進めることが一番大切です

教材は「でる順パス単 準1級」一択です。プラス過去問に出てきた単語をアプリに登録しておいて復習するぐらいでしょうか。

「でる単」はまず知っている単語を削除します。あとは単語を覚えるための時間を捻出して、その時だけはひたすら「でる単」と向き合います。

筆者は覚えた単語を削除しながら、結局2カ月ぐらいかけ「出る単」を5周しました。それでも8割覚えていたかどうか…。この方法は1級でも全く同じでした。

コメント

  1. NS より:

    英語どころか、日本語も危なくなってきた身としては、今回の解説はとてもわかりやすかったですよ。
    なるほどねと思って感心して読んでました。
    ある意味全ての受験勉強に通じますね

    残念ながら、自分の昨日の記憶を維持できるか不安という状態なので、英語勉強したら、日本語も忘れそうで近寄れませんが、30年若かったらと一瞬思ったけど、元の学力が違ってましたね。

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